2008年04月09日

逆流性食道炎の治療方法〜概要〜

逆流性食道炎は生活改善と薬により治療でき、薬なしで生活改善だけで治る人もいます。

治療法の概要をまとめました。
詳細については今後別途記載していきます。

《効果》
☆私はこの治療により、パフォーマンスステイタスPS7(身の回りのことはでき、介助も不要ではあるが、通常の社会生活や軽作業は不可能である)から、PS3〜4(3:全身倦怠の為、月に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。4:全身倦怠の為、週に数日は社会生活や労働ができず、自宅にて休息が必要である。)まで回復しました。
☆医師によると、最短で十年寝たきりだった人が三日でおきれるようになったりという患者さんもいるそうです。

@生活改善による治療

(1)食生活の改善
 ・消化に良い物を食べる
 ・ゆっくり食べる
 ・1日3食以上食べない
 ・腹八分に留める
 ・よく噛む
(2)腹圧を上げることの防止
 ・前かがみの姿勢
 ・激しい運動
 ・お腹をしめつけるきつい服装などを避ける
(3)姿勢
 ・寝るより座る、座るより立つ、立つより歩いた方がよい。
  逆流を防ぐだけでなく、歩くことは自律神経の回復につながる。
 ・食後横になるなどを控える(一般的には朝・昼食後2時間、夕食後4時間)
 ・就寝時はなるべく布団の下に座布団や毛布を敷いて状態を数度起こして寝るほうが楽です。上向けやうつ伏せより横向きで寝る方がよい。
(4)寒さから身を守る
(5)ストレスとなるものををさける・ストレス発散する


A薬による治療

(1)胃酸の分泌を抑制する薬(パリエット、タケプロン、オメプラ−ル、オメプラゾン)
(2)粘膜上の酸を中和する薬(マルファ液)
(3)粘膜保護(アルサルミン)
(4)消化管運動改善薬(ガスモチン)

薬については医師によく相談してください。


2008年04月11日

食生活の改善〜胃腸に悪い食べ物・良い食べ物

《食事改善の効果》

逆流性食道炎の治療の中で最も効果が高いのがこの食生活の改善です。

これだけでもかなり症状の回復が見られ、大体2週間〜3ヶ月で効果が出はじめるそうです。
逆流性食道炎の専門医松原先生の話によると、「最短で毎日食べていたチョコレートとコーヒーを止めただけで、十年寝たきりだった人が3日でおきられるようになったという例もある」そうです。
私の場合も紅茶を止めただけで頭痛が消え、油分を控えただけでめまいが消え・・・とひとつ改善する度に症状がよくなり3ヶ月でPS8からPS3〜4まで回復しました。


まず今回は一般的に「胃腸に良いとされる食べ物・悪いとされる食べ物」を紹介させていただきます。

《食道・胃腸に悪い食べ物》
@甘いもの
・砂糖(グラニュー糖、上白糖など白いお砂糖が特に駄目)
・チョコレート
・あん菓子
・ケーキ
・アイスクリーム
A冷たいもの
・カキ氷などの氷菓子
B脂っこいもの
・スナック菓子
・牛、豚の脂身、天ぷら、豚カツ、ベーコンなど脂肪分の多いもの
(牛>豚>鶏>赤身魚>白身魚の順に脂肪分が多くなります)。
・炒め物
・ファーストフード(ハンバーグ、ピザ、牛丼など)
C固いもの
・おかき・せんべい、お餅、ピーナッツなどの消化の悪いおやつ
・固い噛み切れないイカ、タコなどの魚介類
Dげっぷがでやすくなるもの(逆流を引き起こす)
・サイダー・コーラなどの発砲飲料
・重曹(胃の中で二酸化炭素が発生します)
E刺激物
・辛いもの、または香辛料の効いているもの
・たまねぎ、にら、にんにくなど刺激の強いもの
・酢、酢の物など酸っぱいもの
・レモン、みかん、イチゴなど酸っぱい果物、特に柑橘系
・果物の「なし」
・トマト
・大根(消化酵素が含まれており、刺激となる)
・塩気の多い魚、塩づけの魚など消化に悪い魚介類
F胃もたれする食べ物
・さつまいも
・かぼちゃ
G早食いしやすい食べ物
・カレー、丼物など早食いし消化の悪いもの
・うどん、そば、にゅう麺、ラーメンなどの麺類
H繊維質が多いもの
・たけのこ、セロリ、ごぼうなど繊維質が多い野菜
Iカフェインを含む物
・コーヒー(カフェイン抜きでも不可)
・紅茶
・緑茶、抹茶、煎茶
・ほうじ茶
・ウーロン茶
・ココア など
J重い食べ物・胃の中での体積の大きい食べ物
・するめ・お餅など胃の中で膨らむもの
・栄養価の割りに重量の重い食べ物(あまり重い食べ物を食べると、重力で胃腸が下にひっぱられて痛むため。一日に食べられる食べ物の重量が決まっています(私の場合1食400グラムまで)。)
Kその他
・牛乳を含む乳製品
・海藻類
・アルコール(特にビールがNG)
・たばこ
・インスタント食品・レトルト食品
・サプリメント
・ドリンク剤
・市販の胃腸薬

(逆流性食道炎専門医松原先生が患者さん全員に禁止される最も胃に悪い食べ物)
・チョコレート
・コーヒー(ノンカフェインでも不可)
・あん菓子
・アイスクリーム
・ケーキ

先生から教えて頂きましたが、頻繁に食べられている方はそれを止めるだけでも結構体調が回復するそうです。

《食道・胃腸に良い食べ物》

弱った胃腸を回復させるには、休ませてあげることが一番です。
胃腸が痛むときに食事をとることは、例えるなら、骨折したときに湿布をはってマラソンをするようなものです。
だからなるべく食事は控えた方がよく、一日三食以下、症状によっては一日一食、二食にした方が治りは早いです。

それでも、まったく食べないというのも難しいので、比較的胃腸に優しい食べ物をあげます。
それでも体質や症状にによってはそれでも負担となりますので体調を見て調整してくだい。
複数の食品を食べるとどれが悪かったのか分からなくなるので、食べたものと体調の記録を毎日とられることをお勧めします。


上記の胃腸に悪い食べ物以外で、次の条件を満たすものの中からご自分の体調に合わせて選んでください。

(胃腸に優しい食べ物の条件)
@素材:
 脂肪分、砂糖、繊維、カフェイン、刺激物などが少ないもの
 無農薬、無添加物、有機栽培のもの
 アレルギーのないもの
A食感:柔らかいもの、しっとりしているもの
B温度:温かいもの
C重さ:軽い食べ物
D体積:胃腸の中での体積の小さいもの
E濃度:濃度の低いもの(ある範囲内だと良い食べ物でも、一日の摂取量を超えるとかえって病気の負担となる食べ物も多い。)

(例)
・白身魚(鯛、からすがれい、さわらなど)
・青菜(キャベツ、ほうれん草、小松菜、青梗菜など
 根菜類は人によっては大丈夫だけど、青菜の方が楽)
・豆腐
・おかゆ(のり状になったものよりさらさらのおかゆの方が良い。)

《飲んでよい飲み物》
・水、お白湯
・ポカリスエット、アクエリアスなどのスポーツドリンク
*飲む場合は冷えていない状態で少しずつ飲むこと。
*上記以外の飲み物は基本的に禁止です。

次の記事にて、栄養素別に、胃腸に悪い食べ物・良い食べ物のさらなる分析を行い、症状や治療効果を紹介しています。

胃腸に悪い食べ物優しい食べ物とその症状と治療効果〜方針と判断指標〜

胃腸に悪い食べ物優しい食べ物とその症状と治療効果〜たんぱく質編〜

胃腸に悪い食べ物優しい食べ物とその症状と治療効果〜炭水化物編〜

胃腸に悪い食べ物優しい食べ物とその症状と治療効果〜ビタミン編〜

胃腸に悪い食べ物優しい食べ物とその症状と治療効果〜飲料編〜

胃腸に悪い食べ物優しい食べ物とその症状と治療効果〜甘味料編〜

症状によって、胃腸に優しいもの、しばらく控えた方が良いものが違ってくるので、回復するにつれ起きた変化も紹介しています。

PS2の時に食べられる食物

PS2の時に食べられる食物2

PS1の時に食べられる食べ物

これらを踏まえて作った胃腸に優しいレシピやその調理方法のコツも紹介しています↓。

胃腸に優しい料理のレシピ・コツ(食事療法)

社会復帰まで回復した食事メニュー

寝たきりから社会復帰できた胃腸に優しい食事メニュー

元気に仕事を続けられた胃腸に優しい食事メニュー

2008年04月13日

逆流性食道炎の治療の効果

逆流性食道炎の治療法の効果は?

治療前は6ヶ月間パフォーマンスステイタス8、社会生活も送れない満足に状態だったのが、食事改善、生活改善などの治療により、たった3ヶ月でパフォーマンスステイタス3にまで回復し、社会復帰ができるようになりました!

《食生活の改善の効果》

○紅茶をやめた⇒頭の上左右の頭痛が消えた

○牛肉、豚肉、バター、油などの脂肪分を控えた⇒めまい・たちくらみが消えた

○お米(アレルギーのあるため。一般的にはお米は消化が良いとされています。)を止めた⇒頭の芯のがんがんとした頭痛が消えた

○砂糖を控えた、白いお砂糖を止めた⇒疲労感、倦怠感が軽減、刺すような頭痛が消え、胃腸のひりひりした痛みが軽減

○チョコレートを止めた⇒疲労感が軽減

○納豆をやめた⇒吐き気が軽減

○市販の薬をやめた⇒胃の痛み・吐き気が軽減

○牛乳を含む乳製品をやめた⇒疲労感・脂汗、胃の痛みが軽減

○水分量を一日500ml以下にした⇒鼻が出なくなった(逆流がおきにくくなった)

○プロポリスをやめた⇒胃の痛み・頭痛が軽減

○ゆばをやめた⇒胃の痛み・食後のしんどさが軽減

○塩魚・焼き魚をやめた⇒胃の痛みが軽減

○ねぎをやめた⇒胃の痛み・疲労感が軽減

○大根をやめた⇒胃のもたれ、胃の痛みが軽減

○昆布とかつおとにぼしの和風だしをやめた⇒吐き気の軽減

○バター・砂糖・牛乳が入ったパンをやめた⇒疲労感の軽減

○厚揚げをやめた⇒めまい・胃の痛みがなくなった

○煮物をやめた⇒吐き気の軽減

○高野豆腐をやめた⇒胃の痛みの軽減

○砂糖の入ったケーキを止めた⇒疲労感の軽減

《生活改善の効果》

○一日2〜3時間歩くようにした⇒睡眠障害の回復、ぐっすり眠れるようになった&疲労感・倦怠感の劇的な回復・胃腸に悪いものを食べた後でも症状を低く抑えることができた。座っているとしんどいときでも歩くと症状が楽になった(特に食後)。


○食後8時間(水分は二時間半)横にならない⇒喉の痛み・疲労感・頭痛・鼻が出るなどの症状が回復

○窓際に老いるヒーターをおいて寝る⇒入眠障害の回復

○暖かい服装⇒頭痛の回復

○硬い食べ物を避けるようにした⇒胃の痛み・疲労感の回復

○よく使うものを上の方に置き、かがむ必要がある回数を減らした⇒鼻が出にくくなった。しんどくて30分かかっていたものが5分に短縮した。

○着替えなどかがむことが出てくる生活習慣や入浴など腹圧を上げることを食後から食前にするようにした。
⇒着替えにかかる時間が30分から5分に短縮。疲労感・胃痛の軽減。

○靴をクッションの効いた柔らかい靴でローヒールのものにした(歩くときの振動がお腹に響かないようにするため)⇒胃痛の軽減


《治療方法の掲載先》
これらの逆流性食道炎の治療方法はこちら↓

カテゴリ「逆流性食道炎の治療方法」
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/category/4968359-1.html



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