2008年04月09日

慢性疲労症候群の診断基準

慢性疲労症候群かどうかは以下の診察基準を基に医師が判断してくれます。
(ただ、慢性疲労症候群はとても難しい病気なので診断できる医師も、その可能性を思いつく医師も少ないので、患者が積極的に診断できる病院を探し出す必要がありますが。。。
病院探しも困難な体調な方も多いと思われますので、診断できる病院をカテゴリ「慢性疲労症候群・逆流性食道炎を診てくれる病院探し」内にまとめています)。

《慢性疲労症候群の診断基準》

A.大クライテリア

1.生活が著しく損なわれるような強い疲労を主症状とし,少なくとも6カ月以上の期間持続ないし再発を繰り返す(50%以上の期間認められること)。この強い疲労とは,疲労が短期の休善で回復せず,月に数日は疲労のため,休まねばならなかったり,家事ができず,しばしば臥床せねばならない程度のものである。
〔この疲労の程度については別表1「PS(Performance Status)による疲労・侮怠の程度」の段階3以上のものとする(別表省略)。


2.病歴,身体所見.検査所見で別表に挙げられている疾患を除外する。
ただし,精神疾患については別表2以外の心身症,神経症,反応性うつ病などはCFS発症に先行して発症した症例は除外するが,同時または後に発現した例は除外しない。
特にうつ病に関しては,両極性うつ病はただちに除外するが,単極性のものは精神病性であることが明らかになった時点で除外することとし,それまでの診断不確定の間は反応性うつ病と同し扱いとする(別表省略)。


B.小クライテリア

ア)症状クライテリア (以下の症状が6カ月以上にわたり持続または繰り返し生ずること)

1. 徴熱(腋窩温37.2〜38.3℃)ないし悪寒 
2. 咽頭痛 
3. 頸部あるいは腋窩リンパ節の腫張 
4. 原因不明の筋力低下 
5. 筋肉痛ないし不快感 
6. 軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感 
7. 頭痛 
8. 腫脹や発赤を伴わない移動性関節痛 
9. 精神神経症状(いずれかlつ以上)羞明,一過性暗点,物忘れ,易刺激性,錯乱,思考力低下,集中力低下,抑うつ
10. 睡眠障害(過眠,不眠)
11. 発症時,主たる症状が数時間から数日の間に発現

イ)身体所見クライテリア(少なくともl月以上の間隔をおいて2回以上医師が確認)

1. 微熱 
2. 非浸出性咽頭炎 
3. リンパ節の腫大(頸部,腋窩リンパ節)

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大クライテリア2項目、小クライテリア(症状クライテリアll項目,身体所見クライテリア3項目)より構成され,大クライテリア2項目に加えて小クライテリアの症状クライテリア8項目以上か、症状クライテリア6項目+身体クライテリア2項目以上満たすと「CFS」と診断する。

大クライテリア2項目を備えるが,小クライテリアで診断基準を満たさない例は「CFS疑診例」とする。
上記基準で診断されたCFS(疑診例は除く〉のうち,感染症が確診された後,それに続発して症状が発現した例は「感染後CFS」と呼ぶ。
大阪大学CFSの概略のページより抜粋

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逆流性食道炎の診断方法

《逆流性食道炎であるかどうかを確かめるための検査・診察》

@治療して回復するかどうかより判断
いずれの検査でも、明らかな異常がなくても病気の可能性は否定できません。
そこで現実にはとりあえず逆流性食道炎の治療を行い、
2週間〜3か月ほどの経過を見て改善がある場合、
逆流性食道炎と診断されます。

A問診・触診
・数枚のA4のチェックシートを記入(症状・食生活・生活習慣)。
・1〜2時間かけて症状などを問診。
(逆流性食道炎の症状〜あなたも逆流性食道炎かも?その判断基準〜
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/93089735.html
に掲載している症状があるかどうかを問診などで調べたりします)。

Bその他の病気の併発の可能性
・触診も細かいです。
 食道と肝臓等他の臓器との位置が近いこともあり、
 指一本で角度と力の強さを変えて
 「どこをどういう角度でどのくらいの強さで押すとどう痛むか」
 を触診されます。
逆流性食道炎と診断されても、
その他の病気の併発の可能性が否定されたわけではないので、
医師によく相談してください。

その他の病気の併発の可能性を検査するため以下の検査もされました。
・採血
・尿検査
・レントゲン(腹部・胸部・頭)
・腹部のエコー
・慢性疲労症候群であるかの診断チェック(診断基準があるので、問診でそれを確認)

2008年04月11日

この重い疲労感は慢性疲労症候群?鬱病?自律神経失調症?〜似た症状の病気一覧〜

原因不明の重い疲労感、倦怠感、嘔吐、吐き気、腹痛、めまい、頭痛・・・風邪にしては長い・・・何かがおかしい。
いくら検査しても「異常なし」と言われるが、異常がないわけがない!ってくらいのしんどさ。

こうした原因不明の病状が続くとき多くの医師から出てくる病名は

・鬱病
・自律神経失調症
・精神的なもの
・運動不足
・風邪
・アレルギー

など。。。

そして稀に出てくる病名が

・慢性疲労症候群(CFS)
・逆流性食道炎(胃食道逆流症)

です。

よって、原因不明の「重い疲労感、倦怠感、嘔吐、吐き気、腹痛、めまい、頭痛」などの症状に見舞われたら以下の似た症状を発症する病気を複数洗い出し、そのどれにあるかを検査・問診・触診などにより多角的に分析して病名を確定する必要があります。



《似た症状の病気一覧》
@逆流性食道炎(胃食道逆流症)
A自律神経失調症
B鬱病
C慢性疲労症候群 
D筋繊維筋痛症
E脳脊髄液減少症など
F疲労性回腸炎
Gアレルギー


《どの病気に該当するかの判断基準》
☆慢性疲労症候群の診断基準
 http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/92822268.html
☆逆流性食道炎の判断基準
・逆流性食道炎の症状〜あなたも逆流性食道炎かも?その判断基準〜
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/93089735.html
・ 逆流性食道炎の診断方法
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/92825649.html

《上記の病気の可能性を検査、診断してくれる病院》

医療の専門化が進む中、こうした専門領域の範囲を超えて出る似た病名の特定をするには、各科をひとつひとつ受診する必要が出てきます。
そんな問題を解決するために、最近開設されたのが「総合内科」。
その総合内科の中で上記の症状を専門に診察できる病院はこちら↓

滋賀医科大学総合診療部 松原 英俊 先生 
〒520-2192 滋賀県大津市瀬田月輪町
TEL:077-548-2111(代表・時間内)
TEL:077-548-2770(17時〜)
(詳細)
「CFSと逆流性食道炎の病院一覧」
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/92815352.html

*松原先生H24年1月10日から康生会クリニックに異動されました。
武田病院 康生会クリニック
電話:075-354-7227(代表)
住所:京都市下京区木津屋橋通堀川東入
徒歩:京都駅から5分
市バス:
16 205 206 208 9 19 28臨 33 特33 42 75 78系統にて下京総合庁舎前下車
33 特33 206 208 9 28 75 28臨系統にて七条堀下車
参考:http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/118971473.html?1241851908
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