2011年05月04日

揮発性のアレルゲン

 「食事制限を努力している割に、回復速度が遅いので、何か別に原因があるのではないか」と主治医から言われていたのですが、その原因の一つが分かりました。

自宅にある、揮発性のアレルゲンでした。

それを除去したところ、アレルギーだけでなく、逆流性食道炎と慢性疲労症候群の症状も緩和しました。

主治医二名に「化学物質化敏捷(化学物質に対するアレルギー)」と診断されました。

食べ物や肌につけるものは気をつけていたのですが、空気(吸い込むもの)にも気をつけないといけなかったようです。

香料など、匂いがするものは、アレルギーを起こす人が多いようです。
アレルギー体質の方や、努力している割りに回復が遅い方は、注意してみてください。

★揮発性のアレルゲン★

・香水
・マニキュア
・その他化粧品類
・合成洗剤
・石鹸・シャンプー・リンス
・インク(印刷したばかりの本、雑誌、新聞、紙袋等)
・水性ペン、蛍光ペン、マーカー、サインペン(症状が悪化してくると昔からある普通のボールペンも駄目になりました)、一部の色鉛筆(黒の鉛筆、一部の色鉛筆は大丈夫でした)
・塗料が塗ってある買ったばかりの箱
・合成の皮製品(ホルマリンを使っている事が多く、それに反応したと診断されました)
・ビニール製のにおいが強いカバン
・ビニールシート/ビニール製品(ランチョンマットやタクシーの座席カバーのビニールシート)
・特定の染料を使用した紙袋/ビニールを使用した袋/新しい紙袋
・接着剤
・ワックス、ニス
                     など

★アレルゲン特定方法★

・対象物質に接触したり、部屋にあるとしんどくなるが、それを除去したり、家から出すと回復するもの。
・多くの化学物質化敏捷・アレルギーの患者さんがしんどいと言っているもの(ブログを検索)。
・専門医(めったにいませんが)が避けた方が良いと言っているもの。

 食生活やウォーキング時間・コースなどの生活パターンを同じにしておくと、原因特定がしやすいです。
何の因子が影響したかを切り分けるために、その他の因子を固定化しておくのが分析のコツです。

★治療方法★

 アレルギー科の専門医に相談したところ、「本とカバンのにおいに、かなり強いアレルギーを起こしている。これだけ強いアレルギー反応がある揮発性のものは、家の中にあるのも駄目だ。」「捨てるか、においが取れるまで外に干しくように。」とアドバイスされました。その日の内に、言われた通りにしました。
ただし、その時の私はペンにはそれほど強いアレルギー反応を起こしていなかったので、「使わなければ家においておいてもOK」だとアドバイスされました。念のため、機密性の高いところに入れておきました。
 自分が実際に駄目だったアレルゲンだけでなく、多くの化学物質化敏捷の患者さんが駄目だといっているものも、予防もかねて対策を打ちました。

インクアレルギー対策については、記事インクアレルギーにて紹介しております。

★効果★

 アレルギー症状は弱っているところに出やすいそうで、個人差があります。私は消化器系と筋肉に出やすいのですが、それらの症状が緩和しました。

・消化速度の向上
・筋肉痛の緩和
・肩こりの緩和
・倦怠感の緩和
・目の痛みの緩和
・吐き気の緩和
・下痢がなくなる

 上記の治療方法でインク以外のアレルギーは2週間〜3ヶ月程度で治りました。
インクアレルギーも大分ましになってきたのですが、一定量以上のある種別のインクを吸い込むととたんに症状が出ます。私の場合は、主治医曰くインクアレルギーが完治するにはあと2年ほどかかるそうですが、2年あれば治ると言われました。
 大体、2週間〜三ヶ月で治るアレルゲンと、年単位かかるアレルゲンとに分かれるようです。
 電子書籍化がこの冬から本格化するし、インクメーカーもインクアレルギーを起こしにくいインクを開発してくれたりしているので、徐々に治しやすくはなると思います。

★医師のコメント★

 参考まで、医師のコメントを掲載しておきます。

 医師「インクにアレルギーを起こしていますね。本屋に行って下痢をする患者さんは多いですよ。この間の風邪で体力が落ちたから、化学物質に対するアレルギーが再発したのではないでしょうか。インクが揮発した後の古い本は大丈夫ですが、印刷したばかりの本は駄目ですね。新刊で勉強するとしんどくなると思います。家の中にあるのも駄目なくらい強いアレルギーを起こしているので、新刊は外に干しておいて下さい。目安として、本棚の中なら一年、外で干す場合は一ヶ月単位で、インクのにおいが抜けたか確認して下さい。抜けた後、ご家族にドライヤーで花粉を吹き飛ばしてもらえば、花粉症でも大丈夫です。ラインマーカーや水性ペン等の揮発性のペンも、治るまで使うのを止めてください。水性ペンでなく、鉛筆とか色鉛筆を使えば大丈夫です。」

 医師「揮発性のもので、鼻から吸ったものは、口から食べたものに比べてアレルギー反応がひどいんです。口から食べたものは、小腸や肝臓など消化器官でアレルゲンがフィルタリングされるのですが、肺から入ったアレルゲンはフィルタリング経路が少ないので。」
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2011年08月29日

アレルギーを起こしやすい場所

アレルギーの治療中に注意した方が良い場所について紹介します。
特に、他のより怖い物質に対するアレルギーが治ってきた時は、免疫細胞が別のより軽い物質を攻撃しはじめるので、回復期の方は注意してください。
そのうち弱い物質にも反応しなくなるので、しばらくの間(1週間〜3ヶ月)頑張ってください。

・本屋
→インクなどが揮発してそれにアレルギー反応を起こし、下痢や腹痛といった症状が出ました。
短時間で購入して干してから読むか、電子書籍を活用すると良いと医師からアドバイスを受けました。

・古本屋・映画館・病院
→除菌剤を使用しており、それにアレルギーを起こして発熱、寝汗、倦怠感などの症状が出ました。マスクと帽子をして、なるべく滞在時間を短くしました。

・公園や御所、庭が広い家、ゴルフ場、植物など植物が多い場所
農薬と除草剤を使用しているので、それにアレルギーを起こす事があります。
また杉などのメジャーな植物以外にも、チューリップなどの花にも花粉症を起こす事があります。なので花粉症がある方は注意してください。

・古本屋・図書館とほこりダニ
古本屋などの古い本のほこりやダニにアレルギーを起こし、くしゃみ、皮膚がしんどくなるなどの症状が出ました。新しい本を自分で買うのが良いと思います。

・動物園・ペットショップ
動物(何の動物かによる)の毛にアレルギーを起こす方もおられます。特にお子様をお連れの方は注意してください。

・新築の建物/リフォームしたての建物
建築材やワックスにアレルギーを起こす人もいますのでご注意ください。
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2011年12月03日

アレルギーと逆流性食道炎の関係と両立した治療

★アレルギーと逆流性食道炎・慢性疲労症候群との相関関係★

食物や薬や花粉などによって、消化器系にアレルギー症状が出て、逆流性食道炎や慢性疲労症候群もひどくなる事があります。

また逆に、逆流性食道炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、リーガーキット症候群などによって消化器官が傷ついた状態にあると、その傷口からアレルゲンが進入しやすくなり、アレルギーも起きやすくなります。

逆に、アレルギーの治療を行ったところ、消化時間が短縮し、胃痛や倦怠感なども取れて、逆流性食道炎と慢性疲労症候群の症状が緩和しました。

また、逆流性食道炎の治療を行うと、アレルギーも出にくくなるそうです。

この様に、アレルギーと逆流性食道炎には相関関係があり、片方が悪くなると片方も悪くなり、逆に片方が良くなるともう片方も良くなる事があるそうです。

★アレルギーと逆流性食道炎の治療方法★

(類似点)

アレルギーの治療も逆流性食道炎(胃食道逆流症)の治療も一番大事な基本は同じです。
アレルギーの根本両方の基本は「アレルゲンなどアレルギーにマイナスのものを避けること」であり、
逆流性食道炎(胃食道逆流症)の治療の基本も「胃腸の負担になるものを避けること」であり、
双方とも、「体にマイナスなもの、病気の根本原因になっているものを避けること」です。

そして、双方とも基本は食事療法でもあるので、片方の治療をする事が片方の治療にも繋がるのです。

(差異)
@食事のローテーション
逆流性食道炎は「体調が良かった日の食事がその人の胃腸に合っているとみなし、その食生活を続けること」が良いそうです。
一方、同じものばかりを食べているとアレルギーが起こりやすくなる事から、アレルギー観点ではアレルゲンではなく、アレルゲンになりにくい食事をローテーションで続ける事が大事だそうです。
ここが二つの差異になります。

この二つのバランスをどうとるかと言うのは難しい問いですが、私は次の様に考えています。

アレルギー反応の方が硬いものを食べたという物理反応よりも激しく逆流性食道炎を悪化させました。また、アレルギーが発症したタイミングは逆流性食道炎が悪化しており、新しく食べられる食事を探す為の余力もありません。ですので、体調が良い時に、アレルギーも起き難く食道にも優しい食事を探しておく事も大事かと思います。そして、無理のない範囲で双方の観点で現在の体調に良いものを、ローテーションで食べるのが良いのではないでしょうか。

A体に良いものの見つけ方
逆流性食道炎では、統計的にかつ理論的に「胃腸に負担になる食べ物・胃腸に優しい食べ物」を把握でき、それに加えて実際に食べた食事と症状の経過観察を行い、その人に合っている食べ物を把握できます(詳細はカテゴリー逆流性食道炎の治療方法を参照下さい)。


一方、アレルギーも次の方法でアレルゲンを特定できます。
(1)血液検査
(2)Oリングテスト
(3)食べたものや飲んだもの塗ったものと症状を毎日記録し分析することで特定
(4)何の食べたものがどの様な症状を引き起こすかのデータや知見から推定
(5)「症状が似た病気〜アレルギー〜
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/228960882.html?1317893451」


アレルギーの治療方法 アレルゲンの特定方法
http://blog-cfs-gerd.seesaa.net/article/228960882.html?1317893451


それぞれ、違った手法も持っておりますし、それぞれ強みも異なりますので、複数の手法を組み合わせて探すことで、より効率的に体に合うものを見つける事ができます。

体に合うものを探す方法は、色々合った方が楽です。
特に、体に合うものを探す為に食べて試して、駄目だったら体調を悪化させてしまって、回復するまで待って、という作業はとても辛いです。
そうしたことをする前に、血液検査やOリングテスト
などで、食べなくても体に合っているものを探せると、大分楽ですし、回復も早かったです。
posted by 清 at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アレルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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